政府の積極的な観光立国の取り組みにより、2011年の東日本大震災以降、訪日外国観光客は人数と消費額ともに右肩上がりで推移しています。
中でも特に中国からは、2009年の個人ビザ解禁以来順調に増え続けており、2018年には838万人を超え、実に総計3,119万人の4分の1以上を占める結果となりました。その消費額は1兆5,450億円で、構成比34.2%という驚異的な数字に達しており、もはや一大産業を支える中核的な存在と言わざるを得ません。
インバウンドにおいてこの10年間、ホテル、旅館などの宿泊施設やレストラン・バーなどの外食産業では一定の経験とノウハウを蓄積してきたことでしょう。
ただ一方で、もの消費からこと消費へと急速にシフトする中、従来の爆買いに頼り訪日旅行客の成熟化に伴う複雑なニーズの変化をうまくとらえられずに、売り逃しているケースも、弊社がサポートさせて頂く企業様にもたくさん見受けられます。
本来優れたおもてなし・ホスピタリティで知られる日本人が、世界に向けて効果的に発信するどころか、様々な場面で誤解や不満さえ招いてしまっているのは、実にもったいないことです。
さらに、そもそも知見のなさから海外のユーザを取り込むことができずに、国内消費の低迷を受けて事業縮小に甘んじている事業者が多くいることも事実です。
問題解決の糸口は意外にも、シンプルなことに隠されているのかもしれません。
日本文化のほんとの「良さ」だったり、それを体現するかのように日本にあって、諸外国にはない「身近」な商品やサービスだったり、日本に来てもらわなければ提供できない「ユニーク」な体験だったり。訪日外国人のインサイトに精通する弊社が、これらの棚卸し・再発見を通じて、望ましいターゲットの、かゆいところに確実に手が届くような集客メソッドをご提示しつつ、御社の特徴やステージに合わせて完全カスタマイズされたマーケティングを実施いたします。